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女子が数学を苦手とするというのは偏見だ

「女子が数学を苦手とする」という考えがあります。

 

その人達にとっては理数科や工業科に女子が少なかったり

 

理系学部に女子が少なかったりすることが論拠なのでしょう。

 

保護者さんと面談をしていても「女の子だから数学が苦手で」

 

というお話を伺うこともあります。

 

しかしこれは偏見であると塾長は考えています。

 

数学が不得意な人の殆どは学習をしていないだけです。

 

そこには男女の区別などはありません。

 

個人差として得手不得手は有るでしょうが性差ではないでしょう。

 

この考えを改めて強くした映画が、今劇場でかかっている「ドリーム」です。

 

原題を「ヒドゥン・フィギュアズ(隠された人々)」といいます。

 

1960年代のアメリカNASAを舞台に、

 

マーキュリー計画(有人宇宙飛行計画)に関わる重要な役割を果たした

 

3人の黒人女性を主役に据えた実話に基づく物語です。

 

当時のアメリカでは私達が想像するような

 

ロケットの設計や起動計算のためのコンピューターは

 

まだNASAでも導入されていない状態でした。

 

宇宙開発に関わる演算などは、人力で行われていたのです。

 

その役割を担っていたのが「カラード・コンピュータ(有色人種計算手)」

 

と呼ばれる黒人女性たちでした。

 

これは女性が計算手として有能であった証拠でもあります。

 

つまり、「うちの娘は女だから数学が苦手」というのは、

 

数学に関して能力を磨くのを怠らせていたというだけの話です。

 

子供の能力に期待をして、十分に応援をすれば得意になれるのです。

 

子供の能力を見くびってはいけないのです。

 

 

さて、少し「ドリーム」についてお話を続けます。

 

1960年代アメリカと言えば、今よりずっと差別が激しかった時代です。

 

冷水機やトイレでさえも白人用と非白人用が区別され、

 

公立の図書館では有色人種の利用が制限され、

 

高校や大学の一部は白人専用とされ、

 

職業を持って自分の能力を発揮したい女性が差別されていた時代です。

 

それは科学の最高峰の一つであるNASAでさえも、

 

つまり最も合理的に人々が行動すべき場所でさえも、

 

色濃い差別が可視不可視によらず存在していたということです。

 

仕事中に飲むコーヒーポットさえ別にされているんです。

 

そんな環境の中で「黒人・女性」である主人公3人が、

 

己の数学力と理性と行動力で自分たちの道を開いていくお話です。

 

ともすれば説教くさいテーマになりそうなところを、

 

実に爽やかに描いているのでとても気持ちよく見られます。

 

作中を通じてじっと理性的に行動し続ける主人公が

 

唯一感情を爆発させる場面では少しおかしさを感じさせつつも

 

やはり「ああ、これって本当に酷いことだよ」と感じさせます。

 

ザ・ネプチューンズのファレル・ウィリアムスが全編作曲で関わり、

 

1960年代風でありながら普遍的なメッセージを映画に添えています。

 

 

 

 

アメリカで公開されたときには3週連続首位だった「スター・ウォーズ」を押しのけ、

 

その後11週連続首位をキープして「ララランド」よりヒットした作品です。

 

それはアメリカの大人たちが「ぜひ子供たちに見せたい」と連れて行ったからです。

 

皆さんも是非、「イケメンと美人が恋に落ちてすったもんだして時々死にそうな映画」

 

みたいなコーク&コーンの付属品にしかならない映画ではなく、

 

「持ってる奴に持ってない奴が勝つために知恵と勇気で立ち向かう映画」

 

を観て、明日からの日常を強く戦っていきましょう。

 

 

 

相模原市中央区矢部の青木学院へのお問い合わせはこちらから。


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