演習が薄い生徒と話をしました。
受験生であるにも関わらず、定期テストの結果が思わしく無いにも関わらず、
先週の授業で大分危険であることを伝えたにも関わらず、です。
体罰で指導する主義ではないのでみっちり対話です。
その中で、「じゃあ、君はどうするのか?」と質問したところ、
「気合を入れ直します」という返事がありました。
これは全くいけません。0点です。
「じゃあ気合を入れ直すってどういうこと?」
と尋ねると言葉に詰まっているからです。
「気合」を言語化出来ているならば話は違います。
それを自分の行動に変換できる可能性がありますから。
行動を変えずに結果が変わることは期待が薄いです。
塾長がよく口にするフレーズの一つに
「少しだけ頭使ってあとは根性!」というものがあります。
この「根性」とは何なのかを生徒に説明することで、
抽象的に見えることでも具体的になっていればよし、
というよりそうじゃなければ意味が薄い、という話をしました。
例えば「頑張る」という抽象的なものにとどまるのではなく
「50時間で50Pにチャレンジする」
「100時間で問題集を仕上げる」という具体的な目標にすれば
生徒の学力はその具体性の分だけ、濃くなるのではないでしょうか。
「あんた、夏休みはしっかり勉強しなさいよ」ではなく
「50時間勉強したら、どのぐらい学力がつくかやってみない?」
というお話ですね。
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